2018年買ってよかったものベスト5
こんにちは。今年から社会人です。
1年留年予定のはずが半期で収まってしまい、留年用に貯めてたお金の余剰分で2018年は爆買いの年になりました。
買ったものをシェアしたくなったのでつらつら書いていきます。
ベスト5なのは単価が高いものを買っていたので、物の数はそこまで多くないからです。
前置き長くして文字数稼ぎたかったんですけど、早く紹介したいのでこの辺で・・・。
1位 apple watch series3 42mm (¥39,800)
2018年はこいつと無双。ほぼ半身といって過言ではないです。
就活で時計を着ける機会が増えることを見込んで投資しました。私はスマホ依存症なので面接中も通知が気になって集中できなくなってしまうことをこのApple Watchで回避できましたね。偶然の産物です。
viewカードと連携することでチャージも必要無いし、改札で止まることはカッコつけすぎてicの無反応が起きるくらいでした。(10回はやった)
手元で曲の選択、音量の大小できるのが意外とありがたかったですね。iPhone常に握ってるからあまり使わないと思いきやです。
私が買った時からseriesが1つ進んでいるので、新しいのが欲しければS4でいいですし、気にしなければ型落ち結構安いのでS3の方がオススメだったりします。
こいつを買ったことで2018年のライフスタイルが大幅に変わりました。これを手に入れてからいかにモノを減らして外出するか といったことを気にしながら生活してます。後に紹介する製品もこの変化から影響受けたものが多いです。
2位 マネークリップ (¥1,600)
超薄い財布です。小銭は入りません。
Apple Watchを身につけてから細かい会計は全てIC払いに移行したので、これすら持ち歩かない時があります。とはいえ身分証や現金が必要なシーンもあるので、いかにスマートにカードや現金を持ち歩けるかを調べていたらマネークリップに行き着きました。2018年終わりに流行ったpaypayや、国策でキャッシュレスが推されているので、とりあえず波に乗って様子を見ます。
カード6枚収納と紙10枚くらいは挟めます。
クリップはしっかりしていて、お札が溢れるなんてことは無いです。長財布のように尻ポケットに入れてはみ出すなんてことは無いし、下敷きにそのまま座っても何も問題ないのでスマートです。
ブランド店で物色してたらこういうタイプが主流になってるらしいけどあんまりピンとこなかったですね。使ってる人を見たことないのでなんとも言えません。手帳型スマホならカード収納はそっちで財布はこの完全にクリップのやつでもいいかもしれませんね。
3位 Levi’s クルーネック Tシャツ 2枚入り(¥2,800)
1位2位で書いたようにスマートになりたかったんで、大掃除してる時に洋服も捨てようってなって持ってる服全部捨てました。(?)
タンスの左はバイトの制服、右はフィットネス用で真ん中の白いやつしか普段着はないです。
温度調節がこれを着るか脱ぐかでしか調節できません。暖冬なのでギリいけますね。
服を全部捨てた後に白Tシャツを5ブランドに分けて10着書いました。その中での発見でしたね。特徴は生地が厚く、袖も短め。ただ自分好みだっただけです。それでも安くて着心地がいいのと、楽天ポイントって結構貯まるので、1年の内2回くらいポイントで買えるので実質無料で外を歩けます。
会ってくれた人なら分かると思うけど、2018年はほんとこれしか着てないです。まぁでも人と会わないので、いつもそれ着てるねとは一言も言われませんでした。もし何度か会うような人がいたら「それ以外服持ってないのかよ笑」って突っ込まれますね多分。これしか持ってないです。
4位 Oculus rift (¥50000)
平成最後にふさわしい名器を買えました。
ホラゲー、fps、シミュレーションなど、いろんなジャンルのゲームで遊べます。
一番楽しかったのはbeatsaberですね
音ゲーマーも満足の高難易度譜面がたくさんあってやりがいありました。ただ普通に汗かいてゴーグルが曇るのでそれが少し困ります。
VRChatも結構遊んだんですけど、コミュ障はネットでもコミュ障でした。集団でいる時に中心でしゃべれる人間すごくないですか?隙を伺ってたらただ愛想笑いしてるだけで時間が過ぎていきます。バーチャル空間でも同じです。
最大の問題なんですけど、メガネ民族は遊べないのでコンタクトを買いましょう。VRのためにコンタクトを買ったけどまだ苦手なので気楽に遊べないですね。
あと立って色々やりがちだと思うんですけど、現実はこうです。
キリトなりきりセット(現実)と化していて、無限にアニメ見るだけの用途で今は使ってます。
VRとゲームボーイが同じ平成のゲームなのすごい感動しますね。5月からはカテゴライズとして旧元号のゲームになるので、よくある「昭和かよw」のヤジがあるように、今年の5月以降に感動してたらVRも旧元号のゲームとしてヤジられるのかと思うと怖いです。
最後に、一番遊んだゲームはVRカノジョです。
5位 ipad pro (2018) 12.9インチ 512GB (¥159,800)
買ってよかったよりは買って満足したってだけですね。
主に電子書籍を読む時に使いまくってます。最近紙の本は一切買わなくなりました。本屋がかなり潰れてきているので、キャッシュレスのようにペーパーレスの時代も来るのかななんて思います。Kindle paperwhiteなるものを2019年に買ったので漫画以外のペーパーレスにも対応しました。これはまた来年レビューする気があれば。
最近は絵の練習してるけどとても人に見せられるようなものではないので恥ずかしさをこらえて頑張ってます。
あと単純にAppleだらけなのでデバイス間のデータのやり取りが楽なのも考えてタブレットはipad以外買えない状態です。
何か始めたいけど何も思いつかないみたいな人はとりあえず買ってから考えましょう。色々できるはずです。色々は調べてみてください。
終わり
あとはAmazon echo spotとか買ったけど、喋るのが下手なのでアレクサに話しかけるだけで緊張して動悸がします。
アレクサ、おやすみって言うと照明消えます。すごいです。でも動悸がして寝れなくなるのでダメです。
魔法使いになる夢を諦めてない人に読んで欲しい漫画
魔法陣グルグルが今年で25周年ということで新しくアニメを放送するようだ。遠い記憶、私が5歳児の頃この魔法陣グルグル2作目が放送されていた。内容はほとんど覚えていないが、姉が見てる横でグルグルを見ていたことだけは覚えているし、幼稚園の数少ない記憶の中でも、庭で魔法陣を描いたことを覚えている。他の記憶は大事に作ったどろだんごを落とした時と、お泊り保育くらいだ。その記憶に並ぶくらいグルグルを楽しんでいたことだけはわかる。それが大学生になってリメイクされる、胸の高鳴りが止まらない。
魔法使いへの憧れ
魔法モノといえば「ハリーポッター」。アニメではないが、間違いなくファンタジーの頂点。魔法を語るならまず外せない。呪文を覚え、木の枝を拾って振り回していた小学生時代。小学生ついでに「金色のガッシュ」。こうした非科学的なものに憧れ、サンタクロースも信じている内は魔法も使えちゃうんじゃないか?と本気で思いながら過ごしていたあの幼い頃は、確かに魔法と共に育っていた。しかしサンタクロースは親だと知り、魔法も存在しないと悟った。現実とは別物と割り切ってアニメを見るようになってからは顔は死んでいき、「魔法少女リリカルなのは」を見て生を感じていた。
そして大人になった今、小学生が下校しながら◯◯ビームだとか必殺技みたいな横文字を叫んでいたら唾をかけたくなるくらいやさぐれている私が、先日ある漫画を読んで、当時のそんなワクワクが帰ってきたことを報告したい。
画期的過ぎて思わず唸ってしまったコマ割り。漫画家さんの間ではかなり話題になった。ありそうで無かったと言うかコマ割りと構図を良い按配で配合してて実に漫画的…!真似したい!(とんがり帽子のアトリエより) pic.twitter.com/Po2LuJvAjr
— 高梨りんご@3日目東シ27a (@rin5_ringo) 2017年1月17日
以前このツイートがRTで回ってきたが、へぇ〜凄いな〜くらいにしか思ってなかったし、漫画のタイトルすら覚えなかった。この1ページが掲載されている漫画はこれである。
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。
「とんがり帽子のアトリエ」まだこの1巻だけ。しかし、1巻の密度がとても濃く、10巻分は読んだのではないかと錯覚した。もちろん読みたりない。1巻の満足度は今まで読んだ漫画でも1番あり、もしこの漫画を小学生の頃に読んでいたら毎日魔法陣を生成していたと思う。ここで冒頭の魔法陣グルグルと繋がるわけだが、この漫画を読んで当時の魔法陣を描いていた私の気持ちを思い出した。
読者を引き込ませる画に独特な世界観、漫画家の中で話題になるのも頷けるどころか1読者として、この本の中に引き込まれていった。この漫画こそが魔法そのものであった。
白浜鴎「とんがり帽子のアトリエ」1巻P.39より
白浜鴎「とんがり帽子のアトリエ」1巻P.46より
魔法を使うことを諦めてたココが初めて魔法を使うシーン。
魔法は人のためになる便利なものばかりではなく反面黒い部分があるわけで、他のどの魔法モノ作品でも当然悪いことに使われる魔法がでてくる。そのことを遠からず知ることになり、その危険に直面しても目を光らせている彼女がとても可愛らしく、またたくましい。そんなワクワクしている彼女の気持ちがダイレクトに伝わってくるのがたまらない。
そしてこの漫画、魔法陣の紋に意味があり、彼女らが描く魔法陣の模様からどういった魔法が発動するのかなんとなく伝わるのも良い。紋の組み合わせで魔法を起こせることから、読み終わってからも、"こう魔法陣を描けばこうした魔法が出せそう"といった楽しみもあると思う。それが当時のワクワクを思い出させた理由でもある。
本当にオススメで、アニメ化しても映える作品なのは間違いない。この記事がなんでもいいから面白い漫画が読みたいと思っている人のキッカケになればいいと思う。
白浜鴎「とんがり帽子のアトリエ」1巻P.64より
2017年春アニメ総評①
春アニメが終わったので、おもしろかったなぁって思ったものだけ。
アリスと蔵六
ここまで歳の離れたボーイミーツガールがあっただろうか。そもそもボーイではないか。
前半はバチバチ戦闘してて「思ってたんと違う…。」って悪態つきながら見てたけど、紗名ちゃんが髪を切ってから紗名ちゃんの言う心のモシャモシャの正体が何かという話になる。こっから面白くなってきたって感じ。もちろんここまでも面白かったけど、幼いキャラが辛そうなのを見るは俺も辛かった。
最終回の最後、花束を持って成長した紗名が写ってるじゃないですか。4話でも出てきた紗名ちゃんに似た大人、最初見てた時はなんとなく見流してたけどあれ大人になった紗名ちゃんだったんだね。ここまでの話は過去の話で、現在は蔵六が死んだ後で紗名ちゃんが花屋継いでるってことだよね。すごい胸にきたし、大人びた紗名ちゃんの表情見て泣いた。ここまで散々寂しがり屋で強がりな紗名を見せられてたせいで、蔵六がいなくなった時とんでもなく辛かっただろうなとか、それから花のこといっぱい勉強したんだろうなとか考えると…。完璧な引きだった。今の時代簡単に2期とかできるわけじゃないけど、紗名ちゃんが成長してもっと人間らしくなるまでの話が見たい。
エロマンガ先生
今期で唯一原作購入踏み切ったアニメ。俺妹が完結した後にこのエロマンガ先生が発売されていたのは知っていたがタイトルがどうも受け入れられなくてスルーしていた。「すかすか」でも感じていたこと、タイトルで損してないかと個人的には思っていたが、両方中身を見てしまえばタイトルがふさわしいものに不思議と見えてくる。
簡単に言えば暴力ヒロインが排除された俺妹。昨今オタクが幼体化していて、それに伴って性格がキツいヒロインが完全にいなくなっている。俺妹とエロマンガ先生合同で人気投票したら、エロマンガ先生のキャラに登場するヒロインの方が票数を得られると思う。俺はあやせ。Mなので。
11話が本編の実質最終回。幼いながらも顔も知らない2人が立てた”いつか一緒に本を作って笑って暮らす”という夢、絶対に叶えるといって連絡を絶った。片親を失ったもの同士、既に皮が剥けているなと感じたと同時に、多分成長したマサムネは半ばこの夢を思い出で終わらせているのかなと考えてるが、意図せずその夢が叶い、しかもその相手が一目惚れの女の子。ロマンチックすぎて震えた。逆に紗霧も絵を描くきっかけをくれた相手と暮らすことになり、マサムネのラノベの挿絵を描き続けて夢を支えている。最高のドラマだった。内容のことしか書いてないが、オタクが夢想するようなストーリーに加えて、登場するキャラもオタクの理想のようなキャラ、余計好きになってしまうもの。
冴えない彼女の育て方♭
このアニメ、本当に嫌いなんですよ。深崎暮人のイラストによって生み出された超絶可愛いキャラが冴えない野郎を奪い合ってる感じが。あと妙にフェティシズムを刺激しまくってくるのが好かない。うまく言葉で表現できないからどれもそうじゃんって言われたらそれまでだけど、この作品だけ特別辛い。倫也の声優が下野紘だったら文句言わずに見られたと思うのはなんでだろう。ただのエゴなので気にしないでほしい。
なんで見てるかはエロゲーマーなら誰もが知ってるシナリオライターが丸戸だから。内容は保障されてるし、そもそも1期見たし切る理由はない(実は見るつもりなかった)まぁ、盛り上がってたからだよね…。結局自分も流行り物に乗っかるオタクってわけ。
内容は最高、クオリティはもちろん、始まりから終わりまで非の打ち所がない。Twitterである程度途中の感想拾ってから本編を後追いしたせいで、”倫也死ね””倫也クズ”ってのをよく耳にしてたけど、言いたいことはわかるし倫也いますぐそこを俺と代われってのも同意だけど、詩羽先輩とえりりに作品のために死ねなんて言えないし、加藤に相談したって…って思うのもしょうがないよね。こっから新しく始動するblessing softwareが見たいから3期、よろしくお願いします。
月がきれい
「お前らオタクがしたかった恋愛ってこれだろ?」って声が聞こえてくる。現代中学生の恋愛が描かれており頻繁にLINEが使用されていて、それ以外は概ね自分が中学生だった頃と重なるので全身が痒くなってくる。話半ばで主人公とヒロインが結ばれるが、最終回で最大の山場を迎えるも、作家志望の設定を見事に利用して物語を〆た。初恋が成就するなんとも綺麗なお話。東山奈央の度々入る挿入歌もノスタルジーに浸れるもの。BD、揃えたくなるのもわかるけど俺はこれを周回できるメンタルを持っていない。
EDで甘ったるいカップルのLINEが流れていくが、まさかこの2人のLINEだったとは。最後までオタクを殺しにくる内容、耐えた自分にお疲れ。後にも先にもここまで身を抱きたくなる話はそうそう無い。
ところで、中学生に偽装したアカウントを作って中学生のみのLINEのグループに身を置いているが、無駄なスタンプの投げ合いと進撃の巨人の話だけで盛り上がっている。せめて進撃の巨人にはついていきたかった…。(未視聴)
終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
タイトルが長いだけのクソアニメだろうなとか思ってたらこれだよ。アバンからクライマックス。1分で切っちゃいけないアニメってわからせてくる強烈なパンチ。自分のTLだけの話になるが、視聴してる人口が少ない気がしたのでもし興味があれば見てほしい。カタルシスを感じるだろう。
過去に守りたかったものを守れなかったヴィレム。今回もクトリを幸せにすると誓ったのに救うことができなかった。つっても献身的なクトリに対してヴィレムは自分のことだけ考えててちょっと悲しい。でも幸せのカタチは人それぞれだって、クトリにとっての幸せは生きていることでなく、元々妖精兵として死にゆくだけの存在だったクトリに、ヴィレムはもちろん他の妖精たちから愛情をもらい、そしてヴィレムに恋をした。悲しそうな顔をしたヴィレムに「ありがとう」と。最後の2人の掛け合いが好き。
クトリの物語はここで終わるが、原作はまだ続いており、このすかすかの世界をいつかちゃんと見てみたいと思っている。アニメ本編では設定を把握しきれない部分も、作者がTwitterで補足説明してくれていたおかげでバカな私もなんとか理解が追いついていた。
田所あずさめちゃくちゃ好きになってしまった…。
武装少女マキャヴェリズム
概ねこれ。
恋愛暴君
最後で台無しにしたアニメ。許さない。
今期1番は〜って話ではないけど、前期のけものフレンズみたいに突出しておもしろい、というよりはどれも同じくらいおもしろかったなぁって印象。
大学の課題に追われて総評とか書いてる場合でない。
②はかけないかもしれない
オタクなら最低限見なければいけないアニメ
オタクなら最低限この10種類のアニメを見ろ。
最低限この10種類のアニメを見てからオタク名乗れってさwwww
— 湊(かなえ) (@kanae_kana__) 2017年6月20日
人の勝手じゃね?って思った。 pic.twitter.com/fIVdug3314
今オタク(上記のアニメを10本見ていない人はオタクでは無い)達の間で話題のこのツイート。
私はこの13種類ある内の10種類を見ているので最低限を満たしたオタクであると言える。が、人間得意不得意がある。
このリストから1つ欠点をあげれば”ロボット物”が無い。
私の記憶だと、22年間生きてきて完走できたロボットアニメは「メダロット」と「健全ロボ ダイミダラー」だけである。
ダイミダラーは自分のリビドーが見ろと囁いたから見たのであって、ロボットアニメはアレルギーでもあるのかというほど本能的に避けてしまう。
仮にこのリストに、この手のランキングに必ずと言っていいほど入っている「コードギアス」「天元突破グレンラガン」また「マクロス」「ガンダム」と言ったシリーズが入っていた場合私はオタクを名乗れなかったであろう。
進撃の巨人がその枠だとしても比率がおかしい。どう見ても萌えアニメを好きな人がオタクだと見て取れるリストとなっている。
上記のアニメを見ていないため身内からよくプッシュされるのだが、返しの理由は決まってこうである。
「しんどい。」
先日1週間でアイカツ100話まで見た上でなにがしんどいだ と言われるが、私の1話に対するエネルギーの消費量がアイカツと上記のロボットアニメとは段違いであり、茶色いカレーと青いカレーのような差で、味は変わらずとも食べる決心がつかないようなものである。
とはいえ、せっかくオタクを名乗れるチャンスなので、オタクの選ぶアニメ10選を見て欲しい。4〜500はアニメを視聴し、その内から特に感銘を受けたものを紹介する。
以下の紹介する順番はランキングではないことを最初に言っておく。
ランキング形式にすると批判が怖いのと、どれも同率におもしろいので。
私が薦めたいアニメ10選
紅殻のパンドラ
初めてBDマラソンを決意し、完走しきったアニメである。
サイボーグやロボットが出回り始めた時代の話。脳以外の全身が義体の女の子と、戦闘用美少女型アンドロイドがとある島でテロに遭う。その事件に2人が立ち向かう話なのだが、文字に起こすと不穏に見えるものの実際はユーモアに富んだキャラばかりで、度々登場する「簡単クラりん」は癒し。本質は心無いアンドロイドが、心優しい世界平和を望む女の子と接することで感情が芽生えてくる温かい話である。かわいい。
この2人の間に入り込める隙間は0で、もはや一心同体。尊いとはこの2人のためにある言葉だと言っても過言ではない。
幸か不幸か、ファンが少ないため薄い本やファンアートでもR-18のモノが流れてきたことはない。2人のいちゃいちゃが描かれてるならまだしも、男根が出てきた日には発狂してしまう。
よく攻殻機動隊の続編だと思ったなどのコメントを見るが同一世界ではあるが続編とかではなく、別物である。詳しくは 紅殻のパンドラ - Wikipedia
社会の荒波に揉まれて心と体が疲弊したらこのアニメを思い出して欲しい。きっと助けになると思う。
次に書くあんハピ♪もそんなあなたにオススメである。
あんハピ♪
同じくBDマラソン終えた作品。
不幸体質の女の子たちだけが集まったクラス、みんなで幸福になるため色々する話。留年を覚悟していた時期の作品だったので、今前を向けているのはこのアニメのおかげである。鬱な気持ちもこのアニメを見れば晴れるだろう。
はなこの言葉にはいつも救われる。「私はすっごくついてるよ!」どんな不幸なことがあっても、どっかの学園都市で不幸だ不幸だ喚いてる説教野郎とは比べ物にならないくらい前向きな女の子だ。もしブラック企業に勤めることになったらはなこにプロポーズしよう。はなこがいればきっと耐えられる。
もちろん、友人がいてくれるからはなこも明るく元気な女の子でいられるのだ。
このアニメはOP,EDともに名曲である。是非アニメを見る際は飛ばさずに聴いて欲しい。
GA 芸術家アートデザインクラス
当時このアニメのおかげで中学美術の筆記試験は敵ではなかった。ちょうど試験範囲と重なっていて、今思えば奇跡的なタイミングの放送だったと思う。であるため、楽しみながら知識欲も満たされる、つまり 「学べる」「可愛い」「面白い」100点満点のアニメだったと記憶している。
先日”NHKで放送してほしいアニメ”というのもTwitterで話題になっていた。私が真っ先に浮かんだのはこのアニメである。見てくれたらわかる、これ以上にNHKが似合うアニメはないと思ってる。正直この話題、ウッキウキで議論したい気持ちがあった。
ひだまりスケッチも美術の話だが、アプローチの仕方が違うので住み分けができたいる。どっちもいいものだ。
しかし、薦めた友人何人かに見てもらったのだがどうも感触が悪い。ハマる人には絶対ハマる作品だと思うので、オタクならきらら作品を語る上で是非抑えてほしいもの。なぜなら私がきららアニメで一番GAが好きだからである。
うさぎドロップ
上2作品とくらべて少し古め、2011年のアニメ。
家族モノアニメが好きになったきっかけはこれだと思う。最近のものだと「甘々と稲妻」「うどんの国の金色蹴鞠」と似ている。
主人公の祖父が他界するも、その祖父には隠し子がいた。望まれない子供だったので施設に預けようとする親族に反対し、自分が育てることを決める。
少女を育てる苦悩だったり、養うために仕事をこなしつつ不慣れな家事を両立する姿に胸を打たれてしまう。もちろん全て1人でこなせるわけはなく、周りの人の助けももらいながら育てていくのだが、女手一つで男子供を育てる母親と出会う。
当時は結婚なんて遠い話のようでいたけど、今ではちらほら同期の結婚報告を聞く。家族なんてお金がなくなるし自由もなくなると口では言うが、アニメを見てると家族っていいななんて思ってしまう。アニメを見るとね。オタクなので。
昼の奥様向けのニュース番組を見てると黒い部分ばかりで現実はそんなもんかよって思ってしまうので嫌い。綺麗な部分だけ見ていたい。
この「うさぎドロップ」は原作漫画だと高校生までを描く第一部と高校生になってからの第二部に分かれているが、アニメは第一部までで終わっている。
ファンタジーだけでなくリアルに寄せたアニメもいいものだ。
ゼロの使い魔〜双月の騎士〜
ゼロの使い魔、オタクなら1度は聞いたことあるのではないか。この2期をピックアップしたのはダントツでここが面白いので、ここまで見たらどうせ4期まで見てくれると踏んだからである。
携帯を買ってもらい、初めて深夜アニメをワンセグ録画したアニメである。4話の話だったので、OPだけ聴くのを繰り返していた。そうこのアニメ、OPが全て強い。
同世代だと1期が小5辺りだったため、意外と見てない人が多い印象であったので紹介しようと思う。
この頃は異世界転生モノが新鮮で面白かった。(懐古)魔法をロクに使えない少女が、使い魔召喚の儀式で地球から一般の高校生を連れてきてしまう。そこは月が2つ見える世界。使い魔の契約としてキスを交わす。
当時はそのルイズよりメイドのキャラが好きだったがこの主従関係が次第に尊くなっていく。2期は原作と違うオリジナル要素を含んだ話があるが素晴らしいもの。原作改変するなら面白くしてほしいものだ。
原作者のヤマグチノボルが連載中に他界してしまい、未完のまま終わってしまったとファンが嘆いていたのだが、5年の時を経てヤマグチノボルが自分の死が近いことを悟った時に託した代筆者の手によってこの物語は完結した。
ちょうどニコニコ動画で1期が期間限定無料配信されているので気が向いたら見て欲しい。
とらドラ!
当時中1の秋、クラスの男子視聴率は80%あった。おそらく薦めるまでもなく見ているであろうから、今更説明するまでもないと思うが恋愛1本でここまで面白くできるのかと、いつになっても色褪せることはない紛れもない名作である。上の画像にはいないがメインヒロインは釘宮理恵が声を当てている。でも私は上の画像の娘が大好きであり、このシーンをワンセグで見ながらのけぞって大泣きしていた。
内容は上にも書いたように恋愛1本である。部活しているわけでもなく、バンドをやっているわけでもない。最初はただ別々の異性を好きな男女2人がいつの間にか惹かれあっていた、という話だ。
もし見ていないのであれば是非見て欲しい。制服を着ている学生ならなおさら。
作者が女性であることから女キャラの感情の機微がしっかり描かれていて臨場感がある。
私が”オタクなら最低限見てなければいけないリスト”を作るなら真っ先にこの作品を書くだろう。
ローリング☆ガールズ
道州制が廃止された日本で各都道府県が、独立した国家となっている世界。隣接した国家同士がご当地をめぐって紛争を繰り返している。
そんな世界で主人公の少女たちが「平和請負人代理」として、各地の揉め事をバイクで日本各地を旅しながら解決していく話。
1話で問題発生2話で解決!と分かりやすい構成でアニメは進んでいくのだが、正直最初の2話はキツいと思われてもしょうがない。開幕いきなり人間離れした動きが繰り広げられその上説明不足で私も初見時は切ってしまった。
のちに特に理由もなく暇だったから見直していたのだが3話からなるほど、とまぁ見れなくもないなって思っていた。しかしどうだろう、そこから右肩上がりで面白くなっていく。ピークは最終回より前だが、そのピークの話が燃える上に泣ける話で汗と涙が止まらなくなっていた。演出が素晴らしく、今まで見たアニメで1番好きなシーンをピックアップするとしたらここを選ぶ。
どうせ誰も見ていないだろうから薦めやすい。ついでに言えば、前クールで流行ったけものフレンズのおかげで1.2話切りできなくなった人も多いはず。
度々「THE BLUE HEARTS」の曲のカバーがエモい。それもこのアニメと合っていて最高のアニメである。
【C】
安定した生活を獲得することを夢見ている、そんな平凡な経済学部生の主人公。将来の可能性を担保に貸し出すお金「ミダスマネー」を“金融街”と呼ばれる異空間で運用して、ディール(取引)と呼ばれるバトルをアセットと呼ばれるパートナーと共に行い、勝利しなければ未来が失われてしまう。未来を失う、とは実質デスゲームである。
当時は高校に入学したてで、これも周りに見てる人はいなかったので薦めたいアニメだ。露出度の高いこの右側の可愛い娘がアセット(真朱)と呼ばれるキャラクターだが、他の金融街にいる人の扱うアセットは基本禍々しい格好をしたキャラばかりなので、可愛いキャラがたくさん出てくるのが見たいと期待していたらごめんなさい。でも真朱だけで十分可愛いが補給できるし真朱ともう1人可愛いアセットがいるから見て欲しい。
”未来を担保にして戦う”とい設定が面白いのに加えて金融の知識が浅くてもそれなりに理解して見られるのでなんとなく知的な気分にも浸れるアニメだ。しっかり考察するならその辺の知識があるとより理解が深まるかもしれない。尺不足で揶揄されているのをよく見るが、設定はしっかりしていて勢いで押し切っても満足感はあったように感じた。
SHIROBAKO
白箱(しろばこ)とは、白い箱のこと。
映像業界において作品が完成したときにスタッフに対し確認用に配布される白い箱に入ったビデオテープ。転じて、光学メディア、配信データなども、同じ用途のものは、そう呼称される事がある。
P.AWORKSによるお仕事シリーズ第二弾。
アニメーション同好会に所属する5人の少女たちが、いつかこの5人でアニメを作ると誓い合うアバンから始まる。個々にアニメ会社に入社し、下っ端から始まり成長していく様を見るアニメであり、アバンからあるように5人でアニメを作るのが最後なのはわかっている。が、過程が2クール。終わる頃には感情移入してしまい感情のコントロールができなくなっていた。回を追うごとに加速度的に面白くなっていく。仲間を集めるような少年漫画的な面白さもあり、何から何まで面白いものとなっている。
しかし、私はアニメ好きを謳っているのに、”アニメを作るアニメ”という必修科目になるであろうこれを一度切っている。それを私は”ドーナツ切り”と呼んでいる。
アニメ内で「どんどんドーナツドーンといこう!」という背中がかゆくなるワードが度々出てくるのだが、1話時点で耐え切れず切ってしまいあとあと後悔することとなる。
2クール目が始まった頃、SNSで途端に視聴していたユーザーが面白い!と言ってるのが目に入るようになった。流行り物には乗るタイプなので慌てて1クールを視聴。すると確かに2クール、正確には1クールの終わりあたりでは完全にハマっていて、1話が数分に感じる錯覚が毎回起きていた。無事本放送中に追いつくことができたので面白いと声に出して言ってくれた人に感謝している。
アニメ会社がアニメを作る話を創るのだから、美化はあっても忠実に作られているハズなので、オタクはこれを専攻するべきである。
どうでもいい話だが、このSHIROBAKOはアニメ会社の内情を基に作られているが、ハッカドール THE あにめ〜しょんではこれをパロディ化、”KUROBAKO”という話を放送し、リアルなのは”KUROBAKO”の方と囁かれている。
D.C. Ⅱ S.S
D.C.から53年後の世界であり、枯れない桜が名物の初音島が舞台である。
このD.C.シリーズは歴史が長く、名前は知っても内容は知らないという人は多いのではないか。ゲームの量も膨大でとっつきにくさがある。これを機会にD.C.に触れてみてほしい。
設定とか話してしまうとネタバレになってしまうので、愛と友情は時に奇跡も起こす物語、とだけ言っておく。今思えば深夜アニメで最初に泣いたアニメはこれだった。
思い出補正が入ってるかもしれない、これもワンセグで見たアニメである。
ダカーポシリーズのアニメ4作目であるが、正確にはⅡの2期であり、無印を見てなくてもⅡから見れば一応問題ないと言える。というのも1期は2クールが2期分あるので50話ほどあって、さらにあまり面白いとは言えず、実際周りに薦めたところ、この一期部分で挫折してしまう人がいたので無理に見る必要はない。
ただ時間があるなら一期から全て見て欲しい。Ⅱの登場人物やちょっとしたネタや設定が100%わかるので。Ⅱから見て無印に戻るのもいい。私はこのルートを辿った。
終わり。
いかがだっただろうか。勢いに任せて書いてしまったが、文字数を見たら大学の3〜4教科分のレポート量で逆に萎えている。明日提出のレポートはテーマすら把握していない…。
最初に書いた通りランキングでないし、もしランキングにするとしたら半分以上別の作品が入ると思う。バトルモノが得意ではないので、ばちばちにバトルしてるのは【C】くらいだ。逆にバトル、血が見たい人には不向きな作品だらけであるが、気が向いた時に見て欲しいものばかりだ。逆に私も毛嫌いせず多くのジャンルに手を出していきたいと思っている。
というわけで、ランキングにするのは臭いだなんだ言われるのを見るが、それだけ推せる作品なんだなってのは一目でわかるので私は嫌いではない。是非それぞれの薦めたいアニメを教えて欲しい。
美少女スタンプラリーを完走して(金髪縦ロールは神
今期アニメも徐々に終わってる中、特別終わって欲しくなかったアニメ「武装少女マキャヴェリズム」。なにがこう思わせるのか。納村は今期の主人公で1番好きだった。嫌味がなくて芯の通った主人公、男らしさが滲み出てるこの男を矯正するのが無理なのは天下五剣のメンバーが肌で感じたと思う。
しかし本当の理由はメインチョロインの1人、メアリが金髪縦ロールで、且つ個人的な基準値を超えてくれたのがポイント高い。
ですわヒロインは癒しですわ。
もう1人いるが…
金髪縦ロール"ロリ"は邪道。
ついでにエロマンガ先生の山田エルフも金髪縦ロールだが同上の理由でBAD。(でも可愛い。山田エルフとは結婚するべきである。)
・お嬢様(前提
・負けヒロイン(2人目
・チョロい
・巨乳
・かわいい
これが最低ラインであって最高ライン、この5点が揃ったヒロインのいるアニメは神。
この2人が過去にときめいた金髪縦ロールだが、メアリを並ばせても遜色無い。合格である。
2010年 れでぃ×ばとでセルニア=伊織=フレイムハートと出会い、
2011年 IS<インフィニットストラトス>でセシリア・オルコットと出会ってから6年。
長い間このヒロインの登場を待ち望んでいた。(この6年間で上のポイントを抑えたキャラのいるアニメがあったら教えて欲しい。)
つまり、このキャラがいるだけで武装少女マキャヴェリズムは神である。絶滅したキャラ設定だと思っていた時の不意打ちである。
OPも神。滲み出るクソアニメ(褒め言葉)オーラが隠せていない。
すかすかの後番組による恩恵
アニメをリアタイで追っていると、前後のアニメによって多少そのアニメへのモチベーションが左右されたりするものだが、それも完璧なポジショニング。
「週末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」通称「すかすか」これもまたとても名作であり、アニメが後半になるにつれて内容も重くなっているのだが…
見事に武装少女マキャヴェリズムが余韻をぶち壊す。中和され感情をフラットにして快い眠りにつくことができる。
マキャヴェリズムは最終回を迎えたが、すかすかは来週が最終回。余韻に浸らせてくれる放送スケジュールにもあっぱれ。
原作未完結アニメは落とし所が大事だと思うのだが、終わらせ方も素晴らしかった。同じ漫画原作でもどこぞのリベンジアニメとは違う。ヒロインが可愛くて曲が良ければ許されると思うな。
ただ1点、よく言われる暴力ヒロインなんてものがあってなんとも思ってなかったが、ここの「ぶーりぶり」のシーンは痛々しくて不快だった。初めてこれは無いって思ったシーンでもあった。
1限暇だったから久しぶりに書きたい事書き殴ってたら楽しかった。今期も終わるので次は総評でも書きたいと思う。